「焦げ付きにくい・くっつきにくい」でお馴染みのコーティング加工のフライパン。
とても便利で使いやすいですよね!!
手軽に使えて比較的安い商品も多いので
使っている家庭も多いと思います。
最初はおもしろいくらいスベスベで全然くっつかないので
毎日の料理も「ストレスフリー」で楽しめているはず…
でも2か月で焦げ付くようになっちゃったり
すぐに食材がくっつくようになったりしていませんか?
今はフライパンも種類が多くその一つ一つにきちんと使い方や手入れ、洗い方があるのを
あなたは知っていますか?
何も知らずにフライパンをテキトーに使っていると
その寿命を縮めてしまうことになっちゃうかも…
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コーティング加工のフライパンが長持ちしない理由
まず大前提にあるのは、コーティング加工のフライパンは消耗品ということです。
必ずダメになります。
私も経験しましたが、数か月でダメになったフライパンもありました。
ダメにしてしまったという言い方が正しいのかも…w
どうして普通に使っているだけなのにすぐにダメになるのか。
そこにはきちんと理由があります。
コーティングの剥がれと劣化
コーティングフライパンの最大のメリットは焦げ付きにくい、くっつきにくいことです。
そのメリットはコーティング加工を施すことによって生まれるものであり
フライパンの素材自体の特徴ではありません。
鉄やステンレス製のいわゆるコーティングが施されていないフライパンが
全てくっつきやすく、焦げ付きやすいと言っているわけではありません。
一つ一つに使い方や特徴が存在します。
食材が焦げ付くようになったり、くっつくようになったりするのは
コーティングの剥がれや劣化が原因です。
何も知らずにフライパンを使っていると短命にさせてしまうかも…
コーティングを長持ちさせる6つの注意点
じゃどうすればいいのか…
これから解説します。
たった「6つ」注意するだけです。
①空焚きしない
フライパンが高い温度に達すると
コーティング剤の分解が始まり成分が変質していきます。
またテフロン加工(コーティング加工の一種)の場合だと
一定の高い温度に達すると有害な物質を発生させる恐れがありますので
空焚きは全くいいことがありません。
関連記事:「テフロンが有害ってデマ!?使用による影響とフライパンの安全な使い方」
でもフライパンを使う前の予熱はとても大事な工程です。
予熱もダメなの?
疑問ですよね!?
決してそうではありません。
強火を使わなければ何も問題はありません。
②強火は絶対ダメ!
空焚きと少し重複には同じになりますが
項目を分けたのは理由があります。
結構日常的に強火って使いませんか?
調理の時短や食材の水分を飛ばしたいなんてときとか
よく多用しますよね!?
でも強火は厳禁です。
フライパンでいえば鉄素材のフライパン以外
強火で使うことはあまり勧められていません!
③急激な温度変化を与えない
私もよくやりますが、フライパンから食材をお皿に盛りつけた後
すぐに水に浸けておきたいですよね!?
汚れがこびりつくと洗うとき面倒なんです。
でもその行為がコーティングに負荷を与えています。
使い終わってすぐの高温状態にあるフライパンに水をかけると
コーティングの劣化に直接影響します。
時間を置いて冷ましてから水につけるようにしたほうがgood!
どうしても使い終わった後すぐに浸けておきたいって方は
お湯やぬるま湯なら大丈夫ですよ!
④料理したものをそのまま入れっぱなしにしない
フッ素樹脂加工やテフロン加工のフライパンには
本当に小さな小さな穴が表面に数えきれないくらいあります。
ピンホールと呼ばれるものですが
その小さな穴に料理の塩分、また水分などが浸透して広がると
そこからコーティングがボロボロと剥がれていってしまいます。
⑤金属製のヘラやスポンジ・調理器具を使わない
フライパンの表面をコーティングしているので
金属たわしや研磨剤入りのスポンジやクレンザーなど使うと傷がつきやすくなります。
一度傷がつくとそこからどんどん劣化が進ます。
⑥食洗器を使って洗わない
コーティングのフライパンを購入すると注意事項に
「食洗器の使用は控えて下さい」とよく書いてあるものが多いのですが
食洗器の水圧や専用の洗剤などがコーティングを痛めてしまう原因になるからなんです。
「知らずにやってしまっていた。。。」
なんて項目が結構あったのでは?
少し面倒ですがこれを注意するだけで
コーティングの劣化を防ぐことができます!
また今説明したことはフライパンの変形にも影響するので注意したほうがいいですよ。
関連記事:「フライパンが変形しない使い方は?底厚がおすすめのワケ!」
数カ月しか使えないフライパンと
何年も使えるフライパンでは大きな差がありますからね!!
安いフライパンと高いフライパンはどう違うの?
コーティング加工されているフライパンの中でも
安いものから高いものまでピンキリですよね!?
その違いは何かと言うと
コーティングフライパンにはいろんな種類のものがあります。
その種類や耐摩耗性など耐久性の違いがあるんです。
安いものだから焦げ付きやすいとか、くっつきやすいなんてことはありません。
まとめ
コーティング加工の施されているフライパンには必ず寿命がやってきます。
どんなに手入れや使い方に気を付けていても
いつか必ず焦げ付いたり、くっついたりしてしまい
料理にストレスを感じることが多くなってくると思います。
悲しいですが…
消耗品なんです。
しかしフライパンのことをしっかり理解していれば
焦げ付かないし、くっつかないし
比較的メンテナンスが楽!
そういう部分がコーティングフライパンの魅力ですよね。
忙しい主婦の相棒です!