フライパンの焦げ付きを防ぐ4大要素!焦げを落としコーティングを復活させることは可能?

フライパンの焦げ付きを防ぐ4大要素!焦げを落としコーティングを復活させることは可能?




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毎日使うフライパン。

料理には欠かすことができないものなのに…

焦げ付いてストレスを感じているあなた。

焦げ付いた時の対処法、洗い方は正しい?

重曹や酢で洗っておけば間違いないと思っていませんか?

知らないと取り返しがつかなくなってしまうことも。。。

 

フライパンが「焦げ付く理由」と「4つの焦げ付き防止策」

普通に使っているだけなのに何で焦げ付くの?

買ったばっかりなのに…なんてことありませんか?

焦げ付きには4つの理由がありました。

 

火加減 【その1】

料理は毎日のことだから…

と、「時短」とか「効率よく」とか意識しちゃって

ついつい強火で調理しちゃいますよね?

でもほとんどのフライパンが中火以下での使用を推奨しています。

それには焦げ付くからという理由だけではありませんが

フライパン使用の大前提として中火以下というのは鉄則です。

レシピ本なんかを見てください。

「中火で加熱」「とろ火で10分」などなど…

大体の料理で中火以下と記載されています。

調理する際の火加減は基本「中火」です。

中火でフライパンを使うことで焦げ付きの防止にもなりますしね!

中火とは・・・

鍋底に火の先があたるくらいの状態です。

IHの場合は10段階調節の製品で4~5(500w~1000w)くらいが中火の火力にあたります

引用 https://cookpad.com/cooking_basics/8015

フライパンを強火で使えるのは鉄のフライパンくらいじゃないかと思います…

強火で調理しても問題なく、逆にそれが鉄のフライパンの特性かもしれません。

しかも手入れをしっかり行えば長持ちする代物です。

ほかのフライパンを強火で使うと変形の原因になったりします。

関連記事:フライパンが変形しない使い方は?底厚がおすすめのワケ!

 

予熱が足りない 【その2】

フライパンの種類によっても異なりますが調理前の予熱は重要な作業の一つです。

しっかり予熱がされていないフライパンでの調理はほとんどの場合、焦げ付いたり、くっついたりします。

フライパンには色んな種類があります。

代表的なフライパンの予熱時間はどれくらいなんでしょうか?

 

フッ素樹脂加工

予熱は1分以内。フライパンの上に水滴を垂らし、玉状にコロコロ転がるくらいが適温でしょう。

 

テフロン加工

予熱は1分以内。フライパンの上に水滴を垂らし、玉状にコロコロ転がるくらいが適温でしょう。

テフロン加工はフッ素樹脂加工と性質は同じです。

なので予熱は仕方はフッ素樹脂加工と変わりません。

 

アルミ

熱伝導率が格段に良いので予熱は1分程度で大丈夫かと…

アルミのフライパンも水滴が玉状にコロコロ転がるくらいが適温でしょう。

 

ステンレス

フッ素樹脂加工と同じように、水滴が玉状になってコロコロと転がるくらいが適温でしょう。

予熱時間については、ステンレスは若干熱伝導が悪いので1~2分程度は必要になると思います。

 

予熱は1分弱くらい。じんわり白い煙(湯気のような)が上がる頃が適温ではないかと思います。

鉄はすぐに温度があがります。

火が当たっている部分が局所的に高温になりやすいので油をなじませ、フライパンの温度を一定にすることが大切です。

 

セラミック

熱伝導率が良いので予熱は1分程度で十分でしょう。

 

フライパンの大きさや調理の際の環境や状況によって予熱の時間は多少異なりますが

大体の目安として参考にして頂ければと思います。

フライパンを使って料理を作るときの適温は180℃前後と言われています。

また予熱を与える時の火力は「中火以下」が鉄則です。

これはどのフライパンだろうと同じです。

鉄のフライパンでも予熱は「中火以下」です。

フライパンに予熱がしっかり入っていなければ熱ムラを起こします。

そうなるとフライパンの温度が安定しないので焦げ付きの原因を作ってしまうことになります。

焦げ付きを防ぐには予熱もしっかり与えることです!!

 

油の量が少ない 【その3】

どうしても油の量って気になりますよね?

多く入れ過ぎないように…とか

健康に悪そう…とか

でも調理油って意外と重要な役割を果たしています。

油にはフライパンと材料が直接触れないよう、材料がくっつかないようにする効果があります。

関連記事:油って必要!?今まで知らなかったメリット・デメリット

油の量が少ないと材料がフライパンにくっつき、そこから焦げ付きやすくなります。

 

フライパンの劣化 【その4】

フライパンにはどの素材にも正しい使い方があります。

間違って使っているとフライパンの劣化を早めてしまうのです。

例えば…

・強火での調理はコーティング原因になるが剥がれやすくなる原因になる

・金属製のヘラやたわしなどの使用によりコーティングを傷つける

・使用後すぐの急冷(フライパンが熱い状態のまますぐに洗ってしまう、水に浸けてしまう等)

コーティングが劣化することで本来コーティング加工持っているメリットを台無しにしてしまうのです。



焦げの落とし方

焦げ付かないように注意していても、料理は毎日のこと。

目を離した隙に…「あぁぁ%×$♭#○$!☆▲!」

なんて経験は誰にでもあるはず。。。

そんな時のために焦げの落とし方の「テッパン」教えます。

 

重曹

「フライパンの焦げ落としには重曹を」…なんてよく聞きますよね?

重曹と言えばお掃除の見方、料理なんかにも使われることもあります。

汚れや焦げ付きには本当に万能で嘘みたいに落ちます。

フライパンに水を入れて重曹を入れます。

(コップ1杯に対して重曹大さじ1~2程度)

フツフツと沸騰させます。

(沸騰して5分~10分程度コトコトさせます)

そのあとは火を止めて放置!w

冷めたら汚れや焦げが浮き上がってきているはず…

浮き上がってなければ箸とか木ヘラとか焦げを少し擦るとボロボロ落とせます。

重曹を入れて沸騰させた後、一晩浸け置きしておくと更に頑固な焦げも落とせるようですよ。

 

酢も焦げ落としにはよく聞く方法ですよね。

重曹と同じようにフライパンに水を入れて酢を入れて沸騰待ち!

(水1ℓに対して酢大さじ3~4程度)

5~10分程度コトコトさせて放置。

冷めたらスポンジで擦ってキレイさっぱり!!

でも酢水を沸騰させるとお家が酢の匂いで…

換気はしっかりしたほうが良いかもしれませんw

 

コーティングフライパンには水を沸騰させるだけで十分かと思います。

作業工程は重曹や酢の場合と同じ。

頑固で落ちない焦げの場合には重曹を使用すると良いかもしれません。

 

重曹 水飲み 空焚き
フッ素樹脂 ×
テフロン ×
アルミ ×
ステンレス ×
セラミック ×


まとめてみました。

注意しないといけないのはフライパンの種類によって相性が悪いものがあるということ!

天日干しや空焚きなどの方法もありますが

天日干しは時間がかかりますし(1週間程度)

空焚きが有効なのは鉄のフライパンにしか該当しませんw

しかし何度も言いますがフライパンの使用と同じように焦げを落とすときの火力ももちろん中火以下です!!

フライパンの焦げ落としは力で擦って落とす方法より

重曹や酢、クレンザーなどを使って楽に落とす方が良いかと思います。

力任せに焦げを落とそうとするとどうしてフライパンを傷つけてしまう恐れがあるからです。

科学の力に頼ることがフライパンの寿命を延ばすことにも繋がるはずです。

 

コーティングは復活するの?

フライパンがいつも焦げ付くときはコーティングが剥がれてしまっている場合があります。

強火で調理していたり、使用後すぐに水に浸けたり急に冷やすとコーティングが剥がれる原因になることは先にもお話ししました。

でも愛着のあるフライパン。

なんとか直して使いたい。

そもそもコーティングって復活するんでしょうか。。。

 

市販のコーティングスプレー

フッ素やテフロンのスプレーが市販で売られています。

フライパンにも使用できるものがあり、人体にも影響はないようです。

安価なものから高価なものまでありますので自力で直してみたい

 

業者へ依頼

業者さんはプロですからそれなにりコーティングはきちんとしてくれるはずです。

価格は1000円~3000円程度。

大切にしているフライパンがある場合は業者さんへ依頼しても良いかもしれませんね。

 

まとめ

焦げ付く理由や焦げ付きを防止対策をお伝えしましたが、どのフライパンにも焦げ付く要素は必ずあります。

フライパンにはたくさんの種類がありますが、それぞれに使い方やお手入の仕方があります。

それさえわかっていれば毎日のストレスが軽くなるのではないでしょうか。

絶対に焦げ付かないフライパンなんてありえませんが、焦げ付きにくいフライパンというのは大きな武器です。

調理油の使用も控えることができますしね。

毎日焦げ付きの不安を抱えている忙しい方で

▶コーティングを復活させるのが面倒!

▶フライパンの買い替えを検討中!!

そういう方におすすめ↓↓

焦げ付かない健康フライパンのお店 PENTA&ruhru(ルール)


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